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小野和紙

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小野和紙は、宇部市北部の小野地区で生産される伝統的な和紙で、その歴史は奈良時代に遡り、すでに紙の産地として知られ、中世から近世にかけては地域の重要な産業として発展しました。江戸時代には米、塩とともに「長州の三白」と称され、地元経済を支える重要な産業として繁栄しました。

小野和紙の製造は、時代の流れとともに担い手が減少し、一度は途絶えてしまいました。しかし、ふるさとの伝統技術・文化を守りたいという地域の人々の熱意により、特に地元の中学生たちが主体となって技術を復活させる取り組みが行われました。この活動は、地域の伝統技術や文化を守りたいという強い思いから生まれたもので、現在では和紙を用いた卒業証書の作成など、地域の教育にも活用されています。

小野和紙

楮(こうぞ)や三椏(みつまた)などの植物を原料にしており、手漉きの技術を用いて製造されています。この和紙は高品質で、アートやギフトとしても人気があります。また、地域の文化継承や活性化に寄与する重要な産品として位置づけられているので、ただの紙ではなく、地域の歴史や文化を反映した貴重な伝統工芸品です。

紙漉き場 - 伝統の技と心を未来へ

宇部市北部の旧小野中学校の一角に位置し、多くの方々に和紙づくりの魅力を伝え、体験していただける場所として、広く親しまれています。ここでは、持続可能なものづくり・地元の伝統技術を大切にしながら、次世代に受け継いでいくことを目指して、地元の皆さまをはじめ、関係者が連携しながら、この貴重な文化を未来へとつないでいく活動を続けています。

所在地
宇部市大字小野8345-2
竹ラボ1階(旧小野中学校)
駐車場
あり