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霜降山城址

霜降山城址
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長門国守護厚東氏の本拠城で、7代武光が、源平合戦頃の1179年(治承3年)に築城したと伝えられる山城です。城のある霜降山は、厚東川の東岸にあり、川をへだてて厚東氏の居館旧跡と対しています。

城は南北約660メートルにわたる4峰上に位置し、南から前城(標高247メートル)、本城(250メートル)、後城(240メートル・235メートル)と呼ばれています。城の遺構は、前城に長さ50メートルの空堀、本城には土塁や長さ42メートルの空堀、後城には階段状の施設が認められます。

延文3年(正平13年=1358年)、17代義武のとき大内弘世に攻められ落城しましたが、それ以降使用された形跡は無く、南北朝時代の山城の景観をよく残す貴重な史跡です。

所在地
宇部市大字吉見、大字末信ほか
交通アクセス
JR山陽本線宇部駅からバス → 「霜降山登山口」バス停から徒歩で40分
ウェブサイト(外部ページ)
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/rekishi/library/1004003.html