吉部の大岩郷
吉部の大岩郷に関しては「昔、大男が担いでいた天秤から大岩がこぼれ落ちてきた」という民話が今も語り継がれています。
この「岩郷」の意味ですが、岩槐が累々と堆積して奇観を呈した「石海」のことを言っています。石質は石英閃緑岩で、その大きさは最大径約4メートルにも及び、これらの巨岩が約3ヘクタールに渡って広がっています。その様はまるで広大な河川のようで大きな岩が重なり合っています。
岩を登りながら古えに思いを馳せるのも良い大岩郷の味わい方かもしれません。
明治時代に国の天然記念物に指定されました。
- 所在地
- 宇部西吉部大岩郷
- 交通アクセス
- 宇部I.C.より車で45分
- ウェブサイト(外部ページ)
- https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kyouyou/rekishi/library/1003988.html